【相続登記が義務化!?】相続登記を長期間放置しており、手続きが複雑になった事例/宇都宮市
ご相談時の状況
祖父が亡くなった時に、不動産の名義変更ができていれば良かったのですが、祖父と父、2世代の相続登記ができていない状況でした。
司法書士法人なすの事務所に相談、依頼をした結果
このような場合にまず懸念されるのは、祖父が亡くなった時から時間が経ってしまったために、枝分かれするように相続人の数が増加し、相続人の確定に時間が掛かってしまうことです。今回のケースでは、遺言書が無かったため、遺産分割協議に参加する権利を有する相続人が誰なのかを漏れなく特定する作業が必要になります。
今回のケースでは、相続人を確定させるために祖父の出生から死亡までの戸籍の収集から始める必要があり、手続きが複雑なため、当事務所が職務上請求ににより戸籍の収集を行いました。
戸籍の調査をした結果、相続人の数は16名、取得した戸籍は50通以上にもなり、相続人確定に数ヶ月もの時間を要しました。
相続人の中には遠方に住んでおりご本人が今まで一度もあったことがない方もおりました。ご本人が、遠方の親族と電話での対応や手紙のやり取りを何度も繰り返し、根気よく話し合いをした結果、無事に協議が整い、相続登記の申請をすることができました。
司法書士による解説
相続登記義務化
今回の事例では、手間はかかったものの相続登記の申請を終えることが出来ました。
なぜここまで相続登記が複雑になったかと言うと、現在、相続登記(不動産の名義変更)には期限がないためです。
その他の相続手続きでは、 相続放棄の手続きは3か月以内に、相続税の申告は10か月以内に、といった期限がありますが、相続登記にはありません。
相続に関連する手続きは難しく、費用もかかるという理由から相続登記を放置する人も多く、今回のように何世代にもわたって放置されているケースが多々あります。
その結果、所有者の連絡先が分からない土地や、土地の名義人が亡くなった後、登記されない状態が続き相続人が多くなり、全ての人に連絡するのが困難になった土地が増えました。これを、「所有者不明土地」と言います。
実際に平成28年度の国土交通省の発表によると、約20%が所有者不明土地とのことです。
未登記の土地が増えた場合、公共事業や再開発の際、所有者を探す時間や費用や手続きに莫大なコストがかかり、経済的損失も発生するというデメリットがあります。
このような背景があり、2021年4月、相続や住所を変更した際の登記を義務づける法改正が成立し、2024年度までに施行される予定となりました。
相続登記義務化の内容は以下の通りです。
①相続登記を3年以内に行わない場合、10万円以下の過料が科される
相続人が遺言で財産を譲り受けた場合や、相続で不動産取得を知った日から3年以内に登記・名義変更を行わなければ、10万円以下の過料が課されます。
②氏名や住所変更の登記も義務化される
③施行日(2024年予定)以前の登記にも適用される
④遺産分割協議で揉めた場合は相続人申告登記(仮称)を行う
相続人の多さによっては、遺産分割協議がなかなかまとまらない場合もあります。
その場合、速やかに相続登記を行うことが出来ないため、過料を科される可能性もあります。
そこで、遺産分割がまとまらず相続登記をできない場合、相続人であることを申告をすれば相続登記をする義務は免れる制度(相続人申告登記(仮称))ができました。
⑤一定の要件を満たすと相続で取得した土地を手放せる
⑥一定の場合に登記官が職権で登記や付記をできる
2024年以前の相続登記についても必須になるため、相続手続きが複雑で登記変更が困難な方は、登記のプロである司法書士事務所に相談にいらしてください。
無料相談の流れ
1)まずはお電話・メールをください
相続に強い司法書士事務所のスタッフが親切丁寧に対応させていただきます。
予約専用ダイヤルは028-638-5020になります。
メールの問い合わせはこちらから
土日祝日の相談をご希望の方はこちらのダイヤルからご相談ください。
2)無料相談
当事務所では、相続の専門家が親切丁寧にお客様にヒアリングを行います。
人生の中で数度しかない相続という手続きに際しお客様に不安や疑問が残らないよう、お客様にとって最適な方法をともに探してまいります。
また、想像に関する基本的なルールや必要な手続きについてもわかりやすく説明させていただきます。
その後、次回面談日程を決めさせていただきます。
3)お申込み
ご相談後、ご納得いただけた場合にはお申し込みをしていただきます。
お申込みの際には、お客様に不安や疑問が残らないようすべての質問にお答えいたします。
また、当事務所では書類の受け渡しといったお客様の負担も極力減らしています。
お申し込みの際にはお客様に不利なことがないように最適な提案をさせていただきます。
当事務所では一括でお任せするプランも用意しているため、個別で複数依頼するよりも費用を抑えた形で手続き代行を行わせていただいております。
4)手続き完了報告
すべての手続きが完了しましたらその完了報告を行います。
その際に完了書類の一式もお渡しいたします。
5)アフターフォロー
お客様からの今後の相続への不安や、遺言書や民事信託といった生前対策への不安など幅広い不安に答えさせていただきます。
また、専門の資格者の目線からのアドバイスもしておりますので是非様々なご質問をぶつけてください。
以上が私共事務所での無料相談の流れになります。
是非、まずは電話相談よりご相談ください。